外来語32語の言い換え提案 国語研が第3回最終報告
官庁やマスコミで多用されている外来語の日本語への言い換えを提案している国立国語研究所の外来語委員会(委員長・甲斐睦朗同研究所長)は8日、第3回最終報告としてスキルを「技能」、マンパワーを「人的資源」とするなど32語の言い換え例を公表した。
6月の中間報告で挙げた33語のうち、変更があったのは2語。このうち、ドメスティックバイオレンス(DV)は中間報告で「配偶者間暴力」としたが「元配偶者や恋人間の暴力もあり、不十分な表現」との理由で削除、ほかの言い換え例を再検討することにした。
委員会は「日本語の単語としては長すぎ、略語のDVも分かりにくいので言い換えの必要性は高い」としている。
「通行課金」と提案したロードプライシングは、国土交通省の意見を踏まえ「道路課金」に修正した。
(共同通信)
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