高次認知のコネクショニストモデル
-ニューラルネットワークと記号的コネクショニズム-
(認知科学の探究)
都築誉史・楠見 孝 編著
河原哲雄・麻生英樹・仁木和久・大森隆司・Yuko Munakata・Randall C.O'Reilly・岩男卓実・Douglas L.T. Rohde・David C. Plaut・伊集院睦雄・森島泰則・Lokendra Shastri・小川昭利・John E. Hummel・Keith J. Holyoak・寺尾 敦 著訳
出版社 共立出版
定価 3800円
●内容
本書は人間の高次認知機能に関するコネクショニストモデルの国内外の最先端の研究動向を学際的に把握できるよう編纂したものである。認知科学会誌「認知科学」(2003年3月)に掲載された論文をもとに,加筆,修正を行い,「1部 コネクショニストモデルの基礎」,「2部 脳と発達」,「3部 言語と推論」の3部構成で編集。従来型のコネクショニストモデルにとどまらず,近年注目されている,記号処理とコネクショニズムのハイブリッドモデルにも焦点を当てている。
※はじめに
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●目次 (詳細目次
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第1部 コネクショニストモデルの基礎
第1章 高次認知のコネクショニストモデル
第2章 コネクショニズムと統計的学習
第2部 脳と発達
第3章 ヒト知能の再設計
第4章 子どもの語彙獲得にみるヒト脳のひみつ
第5章 認知への発達論的・計算論的神経科学アプローチ
第3部 言語と推論
第6章 文処理に関するコネクショニストモデルの動向
第7章 談話理解に関する認知モデリング
第8章 コネクショニストネットワークによる推論
第9章 神経的に妥当な認知アーキテクチャにおける関係推論