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2006年 12月 03日
敬語表現教育の方法 蒲谷宏ほか著 大修館書店
著者 蒲谷宏、川口義一、坂本惠、清ルミ、内海美也子 出版社 大修館書店 定価 1680円 「だれが、だれに、だれのことを」、そして「どういう時に、どういう所で、どういう状況で」、敬語を使うのか? 従来の「尊敬・謙譲・丁寧」などの分析的な考え方を抜け出して、コミュニケーションの中で敬語を捉え直した、新しい指導参考書。豊富な指導実践例に加え、適宜要点を「ポイント」欄に示した。 第 I 章においては、「敬語表現教育」を考えるための基本的な枠組みを中心に、「待遇表現教育」さらには「待遇コミュニケーション教育」へと展開させていくための前提となる考え方について整理し、主に大学での「日本語教育」における具体的な実践から導かれた教育・学習上の留意点などをまとめています。 第 II 章においては、「待遇表現教育は人への配慮の示し方を探る教育である」という観点から、形式を乗り越え、非言語も含めた「コミュニケーション教育」としての「敬語表現教育」と捉える重要性について説いています。日本語の母語話者・非母語話者ともに必要な情報、具体的な実践例が述べられています。 第 III 章においては、ビジネス関係者を対象とした様々な実践から導かれた方法について、豊富な具体例により示しています。様々な事例の背景となっているのは、ビジネス場面にいる「学習者」自身が発見すること、「場面」を重視してコミュニケーションを行うことが重要である、という普遍性の高い考え方です。 第 IV 章においては、敬語表現指導上の4つの理念――あくまでも「表現」の指導であること、指導項目が適切に「文脈化」されていること、掲示された文脈が「自然」なものであること、表現が適切に「精緻化」されていること――に基づき、日本語教育の「初級段階」における様々な実践例が述べられています。 第 V 章においては、「敬語」や「敬語表現」、「敬語表現教育」に関してつきまとう様々な「誤解」を取り上げ、日本語の学習者・教師・母語話者らが持つ、「封建的」「必要悪」「正しい敬語」などの先入観や偏見をどう乗り越えていけばよいかという方法について、「丁寧」「失礼」などの概念とともに示しています。(「はじめに」より) 第 I 章 「敬語表現」と「敬語表現教育」 1.「敬語表現」という捉え方 1.1 「待遇表現」としての「敬語表現」 「敬語」と「敬語表現」/「敬語教育」と「敬語表現教育」 1.2 「待遇コミュニケーション」「敬語コミュニケーション」としての「敬語表現」 1.3 「主体」 1.4 「人間関係」と「場」――「場面」 1.5 「意図」 1.6 「文話」――文章・談話 2.「敬語表現教育」のあり方 2.1 「待遇コミュニケーション教育」としての「敬語表現教育」 2.2 「人間関係」をどう扱うか 「相手レベル」と「コトバレベル」/「話題の人物レベル」/「レベル化」における留意点 2.3 「場」をどう扱うか 2.4 「意図」をどう扱うか 2.5 「文話」単位でどう扱うか 2.6 「敬語」をどう扱うか 3.「敬語表現教育」の実践方法 3.1 「自分」のことを表現するための実践方法 自己紹介/インタビュー/ご挨拶・スピーチ/面接/記者会見/トーク番組/口頭発表/発表会/話し合い・討論会 3.2 「行動展開表現」の実践方法 依頼表現/誘い表現/申し出表現/勧め・アドバイス表現/許可求め表現/許可与え表現/断り表現 3.3 「媒体」ごとの実践方法 電話/メモ書き/手紙・Eメール 3.4 プロジェクトワーク・コミュニケーション活動型授業の実践方法 4.まとめ 第 II 章 「気づき誘導」を求めて ――社会人・大学生に必要な待遇表現教育を模索する 1.配慮の示し方を探ること=待遇表現教育 1.1 高感度レーダーをつくる 1.2 非言語コミュニケーションの重要性 2.今までの敬語表現教育の問題点 2.1 日本人の問題点 身にならない知識教育/敬語は「尊敬を表す」表現か?/偏向した敬語指導がもたらす結果 2.2 外国人の問題点 遅すぎる導入時期/皮相的な教科書の扱い/軽視されがちな配慮表現 3.指導実践例 3.1 日本言語文化、日本人の発想ガイダンス 外国語としての日本語理解/日本語・日本人への誤解回避 3.2 理解優先の待遇表現教育 接客表現リスニング/メディアで待遇表現ウォッチング 3.3 気づきを誘導する発話指導 手紙の内容を伝える/ロールカードを作成させ、演じ合う/漫画『島耕作』を使ったモノローグ練習/ビジネス日本語ワークショップ/三者間の伝達ロールプレイ/人間関係維持のためのクッション用語獲得 4.今後の待遇表現教育のための課題 第 III 章 ビジネス場面に対応する敬語表現 ――習得を促すアプローチの方法 1.ビジネスパーソンの「敬語」認識 2.アプローチの基本方針 2.1 学習者が既に持っている待遇表現の力を、日本語で発揮させること 2.2 受信を先行させた授業の組み立て 2.3 学習者の不利益や失敗の回避 3.アプローチの方法 3.1 会話の観察:こんなとき←→こう言っている 3.2 場面依存度の高い表現の導入:こんなとき→こう言う(1) 3.3 想定場面練習:こんなとき→こう言う(2) 4.達成目標の設定 5.アプローチの例 5.1 「会話の観察:こんなとき←→こう言っている」の例 教科書の会話の観察/ネット・カンファレンスの聞き取り 5.2 「場面依存度の高い表現の導入:こんなとき→こう言う(1)」を中心に した例 見学コースの予約/電話の取り次ぎ/見舞いや賞賛を述べる/プレゼンテーション(プレゼンテーション用ソフトを利用して)/講演会の司会/報道発表を確認するインタビュー 5.3 「想定場面練習:こんなとき→こう言う(2)」の例 施設利用の手配/社内会議での報告/企業訪問インタビュー/就職面接試験の準備/面会依頼の交渉 6.教師に求められること 第 IV 章 初級からの敬語表現教育 1.問題意識 2.敬語表現指導のポイント 3.初級レベルにおける指導実践例 3.1チャンピオンのスピーチ 3.2 スキット会話 3.3 出席ゲーム 3.4 プロジェクトワーク クラス・パーティー/インタビュー調査/調査報告発表会 4.まとめと今後の課題 第 V 章 「敬語表現教育」における「誤解」をどのように考えるか 1.「敬語」「敬語表現」に関する誤解 2.「敬語」の捉え方・考え方 2.1 「敬語」をどう捉えているか 「敬語」は封建的なものである?/「敬語」は「必要悪」である?/「敬語」は日本独自の文化である?/正しい「敬語」を使わなくてはいけない? 2.2 「敬語」をどう捉えればよいか 「敬語」体系の特色/「敬語」は「必要悪」とは言えない/「敬語」を含む「待遇」のシステムは特殊ではない/「敬語」の「正しい」使い方があるわけではない 3.「敬語」「敬語表現」に関する問題点 3.1 「敬語」に関する問題点 「尊敬語」「謙譲語」は適切な用語か/「敬語」は3分類でよいか 3.2 「コトバレベル」の問題 「コトバレベル」に関する誤解/「コトバレベル」の大切さ 3.3 「丁寧」の問題 「丁寧」であればよいのか/「丁寧さ」のあり方 3.4 「失礼」の問題 他の文化にもある「失礼」の考え方/日本語の「失礼」の概念/「ぞんざい」の捉え方 4.「母語話者」「非母語話者」の「敬語」の使い方 4.1 「母語話者」は「敬語」をどう使うか 4.2 「非母語話者」は「敬語」をどう使うか 学習者・教師の考え方/「敬語表現教育」は避けて通れない/「おすすめ表現」/「敬語」に関する判断・使い分けの必要性 5.「敬語」「敬語表現」をどう教えるか 5.1 「初級」で何を教えるか 5.2 「中級」「上級」で何を教えるか 「中級」「上級」での練習/「機能会話」の練習/「文体」の問題 6.これからの日本語教育のために 注 参考文献 ポイント一覧 索引
by ishilinguist
| 2006-12-03 15:11
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