新英語学概論 八木克正 編 英宝社
編者 八木克正
著者 井上亜依/内田聖二/梅咲敦子/大室剛志/門田修平/神崎高明/菅山謙正/住吉 誠/田中 実/中島直嗣
出版社 英宝社
定価 2520円(税込み)
新しい時代に対応した英語学への入門書。『英語学概論』(八木/吉田/梅咲共著、英宝社、1990)の全面改訂版で、英語学の全般的知識と現代言語学の基礎学習に最適。全体の構成は下記の通り。
第一部:英語がブリテン島にできるまでの経過、それ以後の英語の歴史、イギリス諸島の今の言語の状態、世界に広まった英語の歴史と今の姿。
第二部:言語学研究の歴史をたどり、現時点での最先端言語研究と英語学研究の状況。歴史言語学、構造言語学、生成文法、認知言語学、談話分析等。
第三部:英語の現在の姿を、文、品詞、音声、談話のレベル分け。
第四部:人はどのようにして母語を獲得するか、人は脳の中で言語をどのように処理しているか。
目次
第一部 英語の歴史と現状
第Ⅰ章 英語前史-比較言語学とインド・ヨーロッパ語族の発見
第Ⅱ章 英語の歴史
第Ⅲ章 ブリテン島の英語から世界の英語へ
第二部 言語研究の発展
第Ⅰ章 規範から科学へ
第Ⅱ章 歴史主義から構造主義へ
第Ⅲ章 言語能力の解明としての言語学
第Ⅳ章 認知と言語
第Ⅴ章 文を超えた文法
第Ⅵ章 コーパス言語学
第Ⅶ章 日本の英語研究の伝統
第三部 現代英語の意昧と構造
第Ⅰ章 現代英語の文法(1)-文の解析
第Ⅱ章 現代英語の文法(2)-品詞とその機能
第Ⅲ章 現代英語の音声と音韻
第Ⅳ章 語彙・イディオム・成句表現と辞書
第Ⅴ章 談話分析と談話標識
第四部 人と言語
第Ⅰ章 人はいかにして言語を獲得するか
第Ⅱ章 言語はいかにして処理されるか-脳と言語