結果構文研究の新視点 小野尚之 編 ひつじ書房
編者 小野尚之
出版社 ひつじ書房
定価 6510円(税込)
統語論と意味論の接点にある問題として注目されていた結果構文は、現在これまでの研究に対する修正案や新提案が次々に出されている。そうした新しい流れをまとめた論文集。
要約
序論 結果構文をめぐる問題 小野尚之
英語結果述語の意味分類と統語構造 影山太郎
結果述語のスケール構造と事象タイプ 小野尚之
結果構文における有界性制約を再考する 鈴木亨
ゲルマン諸語に見られる派生的結果構文に関する一考察 都築雅子
結果構文と類型論パラメータ 加賀信広
日本語結果述語は動作オプション表現である 加藤鉱三
Pattern Matching Analysis(PMA)を用いた日本語の結果構文の共述語分析 黒田航・李在鎬
文処理ストラテジーという視点から観た結果構文の類型論 中谷健太郎