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2006年 10月 01日
英語コーパス学会第28 回大会
日時:2006 年10 月7 日(土)午後1 時より(正午受付開始) 会場:北海道大学高等教育機能開発総合センター1階大講堂 (http://www.hokudai.ac.jp/index.html) 〒060-0817 札幌市北区北17 条西8 丁目 英語コーパス学会2006 秋 第28 回大会プログラム ワークショップ10:00~11:45(9:30 受付開始) 情報教育館3 階CALL 教室 《発話データベースCHILDES 入門》講師:宮田Susanne(愛知淑徳大学) 会場高等教育機能開発総合センター1 階大講堂 受付開始12:00 開会13:00 司会 赤野一郎(京都外国語大学) 会長挨拶 中村純作(立命館大学) 開催校挨拶 杉浦秀一(北海道大学・言語文化部長) 学会賞授与式 事務局からの連絡 司会 大室剛志(名古屋大学) 研究発表1 13:35~14:05 live a happy life とlive happily の交替可能性 —英語同族目的語構文と様態の副詞(句)の交替可能性検証にむけて— 北本徹平(大阪大学大学院生) 研究発表2 14:10~14:40 法助動詞を伴う文におけるuntil 節の節順選択 村形舞(東京大学大学院生) 休憩14:40~15:00 司会成沢義雄(東北学院大学) 研究発表3 15:00~15:30 中高教科書コーパス分析と習得困難度要因に基づいた自動語彙レベル判別の試み 木村恵(獨協大学) 田中省作(立命館大学) 八島等(東京都立城東高等学校) 依田みずき(元東京学芸大学大学院生) 研究発表4 15:35~16:05 コーパス分析と中学校英語教科書:動詞活用形の観点から 岡田毅(東北大学) 休憩16:05~16:25 特別講演16:25~17:45 司会山崎俊次(大東文化大学) 発話データベースCHILDE の概要とその成果 宮田Susanne(愛知淑徳大学) 閉会の辞園田勝英(北海道大学) 懇親会18:00~20:00《ファカルティハウス・エンレイソウレストランエルム会費:4,000 円》 リンク 発表要旨 【ワークショップ】 発話データベースCHILDES 入門 宮田Susanne(愛知淑徳大学) CHILDES 国際データベース(MacWhinney, 2000)を紹介し、付属の解析プログラムCLAN の実習を行う。CHILDES 形式フォーマット(CHAT)基礎を確認しながら、データファイルを作る。 音声・画像を加えたデータも作成する。できたデータファイルをCLAN プログラムで解析する。 基礎的なコマンドとして、以下の三つのコマンドを実習する。 (1) 発話数や単語数(またはタグ数)を発話者別に調べるコマンド (2) 単語リストを作ったり、特定の単語を検索するコマンド (3) 特定の単語の組み合わせを含む発話のリストを作るコマンド 検索、置き換えや解析からの排除などに便利なライブラリーファイル(単語リスト)も紹介する。 また、タグの代表として形態素タグおよび自由タグを紹介し、形態素解析プログラムおよびコ ーダー・モードのデモンストレーションを行なう。 【研究発表1】 live a happy life とlive happily の交替可能性 —英語同族目的語構文と様態の副詞(句)の交替可能性検証にむけて— 北本徹平(大阪大学大学院生) 英語の同族目的語構文(Cognate-Object Construction, 以下CO 構文と表記)に関しては多くの議論がなされてきており、その中で様態の副詞(句)とほぼ同義とされ、交替可能であると指摘されているCO 構文がある(Visser 1963, 安井1982, 安井(編) 1987, Quirk et al. 1985, Biber et al.1999 等)。それはCO 構文が古くはintransitive verbs + dative (or instrumental) case であったため、同族目的語はadverbial adjunct に相当するものであると考えられている(Visser 1963: 415)ことに由来するものと思われる。例えば(1)John slept a sound sleep.と(2)John slept soundly (安井(編)1987: 171)を考えてみると、(1)と(2)は一見確かにほぼ同義であり、それゆえ交替が可能なように思える。しかし、CO 構文と様態の副詞(句)は同義で交替可能と記述してよいのであろうか。交替には意味の変化を伴うのではあるまいか。句レベルのみの対照ではなく、共起語や文脈・レジスターも含めた対照によって差が出てくるのではないか。本発表は英語のCO 構文が様態の副詞(句)と同義かどうか、もし同義でないのであればどのように違うかを明らかにするべく、実際の言語使用におけるCO 構文と様態副詞(句)それぞれの現れ方を調査し、共起語・文脈・レジスターといった観点から対照することによって交替可能と記述することの妥当性を検討したい。今回は安井(1982: 420)において同義といわれる‘live a happy life’と‘live happily’をケーススタディとして取り上げ、British National Corpus, webcorp, Google を用いて調査・対照・検討する。 【研究発表2】 法助動詞を伴う文におけるuntil 節の節順選択 村形舞(東京大学大学院生) 英語副詞節は文末に現れることが多いが、談話中で重要な情報を持つ場合、また条件節や譲 歩節は比較的文頭に現れやすいとされる。時間節は主節との時間関係に対応する節順が好まれる。従って主節の時間的な終結点を規定するuntil 節は一般には主節に後続するといえるが、実際には主節に先立つ場合もある。本発表はuntil 節と主節の節順にかかわる要因を特に文の範囲内で探ったものである。 BNC の書き言葉テキストより無作為に抽出した1,000 例のuntil より、定型主節に対する定型until 節をなす384 文を観察した。文末にuntil 節を持つ文(365 件)の多くは法助動詞を持たず、過去時制であるのに対し、文頭にuntil 節を持つ文(19 件)は主節に法助動詞を持ち、until 節が現在時制という特徴がみられた。 典型的な条件節は主節に法助動詞を伴い、if 節は現在時制とされる(Dancygier, 1998)。文頭にuntil 節を持つ文はこれと等しい特徴を見せた。条件節が文頭に現れやすいのは、主節の内容が事実ではなく、ある条件下の仮定であることを前もって聞き手に示すため(Diessel, 2005)とされるが、文頭のuntil 節にもこの説明があてはまる可能性がある。 ただし、文がより上位の文に埋め込まれている場合は、until 節が文頭に現れると前後の関係 が不明瞭となり、文全体の理解が困難になる。そのような状況下のuntil 節は、たとえ法助動詞の存在によって文頭に現れることが促されても、文の構造上の制約によって文末に現れる傾向があると考えられる。 【研究発表3】 中高教科書コーパス分析と習得困難度要因に基づいた 自動語彙レベル判別の試み 木村恵(獨協大学) 田中省作(立命館大学) 八島等(東京都立城東高等学校) 依田みずき(元東京学芸大学大学院生) 本研究は、英語を学習する中高生を対象とした語彙テスト作成の一環として行われたもので ある。この語彙テストの特徴は、習得難易度を考慮した語彙リストに基づいているという点で ある。各単語が持っていると思われる複数の第2 言語(英語)語彙の習得困難度要因を列挙し、 より客観的にその困難の度合いを測るため、各単語の属性を「数値化」し、自動的にその単語 のレベルを判定するという試みを行った。その過程で、中学、高校で使用されている英語検定 教科書のデータ(コーパス)を基礎データとして活用している。本発表では、習得困難度要因の 定義と数値化、そして実際に単語をレベル別に分類した一試みについて報告する。 習得困難度要因は、中学生に実施したアンケートと第2 言語習得研究分野において過去に行 われた研究のレビュー、中高教員の実践上の経験から選定した。それらは、(1) (教科書における)出現学年、(2) 頻度、(3) 散らばり、(4) 品詞、(5) 多義性、(6) 抽象性、(7) 文化的な親密度、(8a) 語形上の類似性、(8b) 音声上の類似性、(8c) 意味上の類似性、(8d) 翻訳上の類似性、以上の11 である。自動レベル判定には、最初の試みとして判別分析を採用し、その学習データとしては複数の英語教員が同じレベルだと分類した単語を用いた。さらに、判別関数の構築の際に判別に有用な要因に絞り込むことで、難易度に関連する要因の差別化、判別の一般性の向上が期待されるところである。判別精度を上げること、複数レベルを分類する方法を検討することが、今後の課題となっている。 【研究発表4】 コーパス分析と中学校英語教科書:動詞活用形の観点から 岡田毅(東北大学) 英語主要動詞のBNC 中での用法を活用形の視点から分析して得られた知見が、中学校英語 検定教科書中でどのように活用されるべきかという問題を考察する。 従来の教科書語彙研究のように、動詞の所謂「基本形」リストを作成し、学年別調査等をするのではなく、本研究では主要動詞の活用形ごとの分布傾向を、教科書別・学年別に分析する。動詞活用形の導入では、「基本形」から「発展形」へという流れ、構文の導入でも、平叙文や疑問文や否定文から受動文や完了時制を伴った文、というような「平易なものから難しいものへと段階的に」という順序が受け入れられているが、この難易度に厳密な尺度が存在しない以上、コーパスにおける出現頻度情報が、重要な意味を持つのではないかと主張する。 BNC という英語を包括的に扱おうとするコーパスからの知見を、外国語学習教材としての中学校英語教科書のデータと直接比較することについての賛否をこの発表を通して論じたいとも考える。これは教科書編纂時に参照すべきコーパスはどのようなものが相応しいかという議論にもつながる。 さらに、一般動詞に付与されるBNC の品詞タグ6種類の妥当性についての議論を加える。 動詞の「基本形」とはCLAWS1 タグセットにおけるVVB に相当するが、BNC では同一形態の 動詞がVVB とVVI とに区分されている。このうちVVI はinfinitive form of lexical verbs を示すが、それは『学習指導要領』で言うところの「不定詞」と完全に同義ではなく、否定辞や助動詞に先行されたり、疑問文における語順倒置の結果生じたtenseless verbs を包含する範疇である。 否定文や疑問文などは中学校の早い段階で導入される構文であり、ここでは活用語尾等を伴 わずに用いられる動詞を「不定詞」としては扱わない。従って、中学校英語教科書中の動詞活 用形分布を調査分析する際に、VVI という品詞タグは適切ではない。しかも、BNC における動 詞分析においてもVVI は無標のタグとみなすべき根拠が数量的にも存在する。本発表の最後には、VVI を無標と考えた場合の、中学校教科書における活用形分布の再調査と、VVI 自身の異なった範疇化の可能性について言及する。 【特別講演】 発話データベースCHILDES の概要とその成果 宮田Susanne(愛知淑徳大学) CHILDES(CHild Language Data Exchange System 代表として形態素解析プログラム(MOR)および自由タグ付け(Coder Mode)を紹介する。さらにそれらのプログラムを使った、英語および日本語の言語発達指標のための研究に言及しつつ、これからのCHILDES システムの可能性を探る。
by ishilinguist
| 2006-10-01 22:40
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