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2008年 10月 10日
日本で初めてフランス語を修め「仏学始祖」とたたえられる大田原市出身の仏語研究者村上英俊(1811~90年)の顕彰碑が、同市佐久山の生誕地近くに建立された。9日、英俊の子孫や駐日フランス大使館職員らも参加して除幕式が行われた。
顕彰碑は、今年の日仏交流150周年に合わせ、同市が建立。御影石製で高さ約2メートル20、幅約1メートル20。除幕式で、千保一夫市長は「英俊の旺盛な向学心や不屈の精神力が、青少年に夢と希望と勇気を与えると確信している」とあいさつ。参加した子孫の村上高透(たかゆき)さん(35)(さいたま市)は「先祖に英俊という人がいることは知っていたが、改めて功績の大きさを実感した」と感動した面持ちで話していた。 英俊は、佐久山宿の本陣佐野屋の生まれ。1824年に江戸に出て、医学や蘭学を学び、妹の嫁ぎ先の信州・松代藩に仕官。佐久間象山の勧めもあり独学でフランス語を学び、2年がかりで化学書を解読した。 再び江戸に出て、54年に日本初の英仏蘭対訳辞書「三語便覧」を刊行。その後も「仏英訓弁」「五方通語」などを編さんした。幕府に献上した「仏蘭西詞林(ふらんすしりん)」が認められ、幕府の研究機関「蕃書調所(ばんしょしらべしょ)」(東京大学の前身)の教授手伝いを拝命。教職の傍ら、64年に本格的仏和辞書「仏語明要」を刊行した。 (2008年10月10日 読売新聞) ソース ■
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by ishilinguist
| 2008-10-10 20:15
| 言語学ニュース
2008年 07月 14日
国語学者「日本語練習帳」、大野晋さん死去 88歳2008年7月14日12時15分
印刷 ソーシャルブックマーク 大野晋さん 日本語研究を通じて「日本とは何か」を追究し続けた国語学者の大野晋(おおの・すすむ)さんが14日午前4時、心不全のため死去した。88歳だった。通夜は17日午後6時、葬儀は18日午前10時から東京都台東区谷中7の14の8の天王寺で。喪主は妻千恵子(ちえこ)さん。 東京・深川生まれ。43年に東京帝大(現東京大)国文科を卒業後、橋本進吉の上代特殊仮名遣いの研究を継承して音韻や文法の研究に取り組んだ。53年に「上代仮名遣の研究」を発表、「日本書紀」の万葉仮名に清濁の区別があったことを指摘するなど、上代語の解釈に新分野を開拓した。57年の「日本語の起源」などでは、国語の語彙(ごい)の歴史的な変遷について究明し、顕著な成果を残した。 60年から90年まで学習院大学教授を務めながら、国語を通じての幅広い視野に立った日本文化論を展開。日本語がどこから来たかを問い続け、79年から南インドのタミル語と日本語との関連を論じた新説を発表、反響を呼んだ。独自の文明論に発展したこの学説には批判も多かったが、研究の集大成として00年に「日本語の形成」、04年には「弥生文明と南インド」にまとめた。 63年に帰宅途中の女子高校生が殺された「狭山事件」に際しては、脅迫状を言語学の立場から分析、被告の無罪を訴えた。また、66年から3期、国語審議会(現・文化審議会国語分科会)委員を務めるなど、日本語教育のあり方についての「ご意見番」としても知られた。 最近は約3千の古語の語源や変遷をたどる「古典基礎語辞典」の編集に教え子らと取り組み、「この辞典ができるまでは死ねない」と最後まで語っていたという。同辞典は来年、刊行予定。 著書に100万部を超すベストセラーとなった「日本語練習帳」や、「日本語の年輪」「日本語の文法を考える」「岩波古語辞典」(共同編集)などがある。 ソース ■
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by ishilinguist
| 2008-07-14 19:35
| 言語学ニュース
2008年 06月 14日
日本語ポッドキャストの全文検索サービス、産総研が公開
産業技術総合研究所(産総研)は12日、日本語の音声データを対象とした全文検索サービス「Podcastle(ポッドキャッスル)」を公開し、実証実験を開始した。ユーザーが指定したキーワードを含むポッドキャストを全文検索することが可能で、音声も視聴できる。 産総研では、不特定多数のユーザーが音声データの誤認識を訂正できるインターフェイスを開発。その訂正結果を学習・反映させることで、音声検索と音声認識の性能を向上させる。さらに、インターネット上のニュース記事や辞書などから新しい言葉を自動学習する技術も開発した。 Podcastleでは、自動収集したポッドキャストを音声認識でテキスト化。これをインデックス化することで、ユーザーが入力した検索キーワードと照合して全文検索結果を表示する。検索結果では、キーワード周辺の音声認識結果も表示され、実際に元のサイト上から音声を聴くことも可能だ。 ポッドキャストに対する全文検索の画面例。左のトップページの画面でキーワードをタイプ入力すると、右のような検索結果の画面が表示される 音声データの誤認識を訂正するインターフェイスでは、音声認識時に最終的な認識結果とともに複数の候補結果を提示。ユーザーは正しい候補を選ぶだけで訂正できるほか、候補にない場合はタイプ入力することで、索引付けが正しく行なわれる。多数のユーザーが訂正することで、音声の検索・認識の性能が向上するという。 音声データの誤認識を訂正するインターフェイスの画面例。全文検索結果から興味のあるポッドキャストを選択すると、左の画面になり、検索したキーワード周辺の音声認識結果を再生しながら見ることができる。区間ごとに一番上が認識結果、その下に並んでいるのが可能性の高い候補であり、適切な候補を選択するだけで訂正できる。右の図のような全文表示にも切り替えられる(音声認識の信頼性が低い区間が、赤色で着色されている) このほか、新語の自動学習技術では、音声認識辞書に言葉を追加するだけでなく、その前後の文脈も学習するため、より的確な認識が可能だという。従来は手作業で新語を音声認識辞書に加えていたため、「アメリカのサブプライムローン問題」のような前後のつながりは学習できなかったが、Podcastleでは文脈を自動学習するため、的確な認識が行なえるとしている。 Podcastleは、産総研の情報技術研究部門メディアインタラクショングループの研究員らが開発。6月14日と15日に国立京都国際会館で開催される「第7回産学官連携推進会議(内閣府等主催)」で、デモンストレーション展示を行なう。 ソース Podcastle ■
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by ishilinguist
| 2008-06-14 23:19
| 言語学ニュース
2008年 06月 08日
江戸時代末期に印刷された英和辞書「英和対訳袖珍(しゅうちん)辞書」の1867(慶応3)年刊行の増補版が福井県小浜市立図書館で見つかった。江戸幕府の大老を務めた酒井忠勝ゆかりの酒井家から1979(昭和54)年に寄贈された古文書類の中に約30年埋もれていたのを、日本英学史学会員が見つけ、光を当てた。
辞書は酒井家から3万点の古文書とともに寄贈を受け、書庫におさめられていた。今年に入り、辞書の研究をしている日本英学史学会員が目録で着目、図書館に問い合わせがあって分かった。 初版は1862(文久2)年に刊行され日本で初めて印刷された英和辞書として注目された。66年、67年、69(明治2)年に改正増補版が出されるほど売れ行きがよかったという。同館で見つかった慶応3年刊は、現在約60冊が確認されている。 辞書の冒頭には「敦賀県第七区小学校蔵書印」と押されており、一時、小学校にあったとみられる。解読作業をしている名古屋学院大の堀孝彦名誉教授(社会思想史)は「小学校の蔵書だったとは珍しい。福井県ならでは進取の精神の表れではないか」と話した。 小浜藩は、1634(寛永11)年に酒井忠勝が入って以来、廃藩置県まで酒井家が治めた。 小浜市立図書館には、小浜藩医を務めた杉田玄白ら翻訳の「解体新書」の全国に4点しかない初版本など、江戸時代に刊行された貴重な書物が所蔵されている。 ソース ■
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by ishilinguist
| 2008-06-08 10:52
| 言語学ニュース
2008年 06月 08日
国語改革でブラジル風に ポルトガル“旧植民地”に合わせる
リスボンからの報道によると、ポルトガル議会は国語のポルトガル語の単語を、ブラジルで使われているスペルに合わせ変更することを柱とした言語改革をこのほど承認した。 ポルトガル語を使う約2億3000万人のうち、8割以上がブラジルに住むが、旧宗主国が旧植民地に歩み寄ることに抵抗感も強かった。しかし、同じスペルの方がインターネット検索で便利な上、ロシア語やアラビア語、中国語などと並ぶ国連公用語に採用されるという悲願の達成には、言語を統一し各国間で使いやすくすべきだとの声が上回った。 議会は、ポルトガルでは使われずブラジルで使われてきた「K」「W」「Y」の3つのアルファベットを使うことにし、発音しない子音を単語から省くなどして、数百の単語をブラジルと同じスペルにすることを承認。6年かけて実行に移す。(共同) ソース ■
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by ishilinguist
| 2008-06-08 10:36
| 言語学ニュース
2008年 05月 22日
聖武天皇が造営した紫香楽宮(742-745年、滋賀県甲賀市)跡で出土した木簡に、最古の歌集、万葉集の 「安積山の歌」が書かれていたことが分かり、市教育委員会が22日発表した。万葉集の歌の木簡が見つかったのは初めて。 反対の面には「難波津の歌」が記されていた。両歌は、平安時代に紀貫之が古今和歌集の仮名序(905年)で 「和歌を習得する際に必ず学ぶもの」として「歌の父母」と記している。2つの歌が書かれた史料としては仮名序より約150年さかのぼり、古典文学の成立過程を解き明かす発見となりそうだ。 木簡は1997年に出土。幅は約2センチ、厚みはわずか1ミリで、これまで木簡の削りくずとみられていた。 一部が欠けており、長さは約60センチと推定されている。 ソース ■
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by ishilinguist
| 2008-05-22 20:15
| 言語学ニュース
2008年 04月 11日
今年1月、10年ぶりに改訂された岩波書店の「広辞苑第六版」から、「たちがらし【立ち枯らし】」の項目が削除された。1955年の初版以来第五版まで載っていた言葉だが、唯一の用例とされていた「蜻蛉(かげろう)日記」の一節の変体仮名が読み間違えられていた可能性のあることが研究者の指摘でわかったため。 指摘が正しければ、架空の言葉が存在させられていたことになる。 指摘したのは、「蜻蛉日記」研究の権威である今西祐一郎・九州大教授。問題の個所は、「鶯のなき――てのたちからしにひとく――とのみいちはやくいふ」。江戸時代の国学者契沖(けいちゅう)によるものとされる改訂案で、「なき――て」の後に「木」を補い、「木のたちからしに」とされていたため、この個所は「ウグイスが立ち枯れの木に止まって、人が来る、人が来ると鳴いて告げる」と解釈されることが通例になった。 広辞苑の「たちがらし」の項には、「たちがれに同じ」とあり、用例として「蜻蛉日記」のこの個所が挙げられていた。 今西教授は本文の全体にわたって誤読しがちな文字を比較検討。「た」(多)は「き」、「らし」は「く」と読むのが自然で、問題の個所は「のきちかくに」(軒近くに)と読め、「軒近く(の木)にウグイスが止まって」と解釈ができることがわかった。 「蜻蛉日記」は平安時代の成立だが、近世初期以後の写本しかなく、本文に意味の通らない部分が多い。誤って写されたり、似た他の文字と読み違えられたりした可能性があるという。 今西教授によれば、「たちがらし」の用例は他に一つもなく、契沖が「木」を補ったとされたことで生まれた架空の語だということになる。 岩波書店辞典編集部の上野真志課長は「諸説あることを付記して、項目を残す方法もあったが、言葉の存在自体があやふやであると判断し、削除した。今後の研究の進展に注目したい」と話している。 ソース ■
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by ishilinguist
| 2008-04-11 21:19
| 言語学ニュース
2008年 04月 03日
ことばに関する新聞記事見出しデータベース
ことばに関する新聞記事見出しデータベース 国立国語研究所では,1949年以降,ことばに関する新聞記事を集めた「切抜集」を作成しています。 このデータベースは,国立国語研究所所蔵の「切抜集」に収録されている新聞記事についての「見出し(目録)データベース」です。 現在は,このデータベースでは,1949年~2006年のデータを検索できます。 お知らせ(2008.03.26)2006年のデータ(3,516件)を追加しました。 リンク ■
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by ishilinguist
| 2008-04-03 17:03
| 言語学ニュース
2008年 03月 30日
旅行会話を17カ国語に翻訳可能な携帯向けサービス
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は、携帯電話を使って日常旅行会話を17カ国語に翻訳できる「超多言語テキスト翻訳システム」を開発し、3月31日よりモニター・サービスを開始する。 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は、携帯電話を使って日常旅行会話を17カ国語に翻訳できる「超多言語テキスト翻訳システム」を開発し、3月31日よりモニター・サービスを開始する。1年後を目途に有償の本格サービスに移行するが、それまでの利用は無料。 インターネット接続が可能な携帯電話ならどれでも利用できる。サイト(http://atr-langue.jp/smlt/)にアクセスして、携帯電話に日本語か英語の文章を入力すると、17言語の翻訳文を返信する。翻訳された文章を逆方向に再翻訳できるため、翻訳精度もチェックできる。 従来の機械翻訳では、文法ルールに準じる「ルールベース翻訳」が一般的だが、話し言葉になると精度が下がる欠点があった。このため同システムでは「世界最大規模」(同社)の100万文から成る例文集(コーパス)と照合する「コーパスベース翻訳技術」を採用した。 同システムが対応している言語は、英語、ドイツ語、デンマーク語、オランダ語、フランス語、 イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ブラジル語、日本語、中国語、韓国語、ロシア語、アラビア語、 インドネシア語、マレー語、タイ語、ベトナム語。 ソース ■
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by ishilinguist
| 2008-03-30 21:41
| 言語学ニュース
2008年 02月 02日
NTTなど、言語発達過程解析表示サービス「こども語辞書」提供
平成20年2月1日 日本電信電話(以下NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦惺)と、ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナント(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才博美)は、幼児の言語発達過程を、音声や意味、月齢などの観点から簡単に検索・閲覧することができる“こども語辞書”を、NTTレゾナントのポータルサイト「goo」上の実験サイト「gooラボ」(URL:http://labs.goo.ne.jp/)で2008年1月31日から公開します。 1.背景と目的 NTTのコミュニケーション科学基礎研究所(以下、NTTの研究所)では、言語翻訳や情報検索などのコンピュータによる自然言語処理に革新をもたらす新しい計算原理を探求するために、人間が言語情報を処理する仕組みや原理を科学的に解明する研究に取り組んでいます。 そのひとつの取り組みとして、人間の赤ちゃんが言語(音声単語や意味概念、文法など)をどのように獲得していくかを科学的に解明するための“赤ちゃん心理学”という一連の研究の中で、NTTの研究所が提案する“ウェブ・ダイアリー法”と呼ばれる手法を用いて、NTTレゾナントが提供している妊娠・育児情報の会員用ポータルサイト「gooベビー」(URL:http://baby.goo.ne.jp/)の日記サービス「赤ちゃん成長ダイアリー」から、こどものことばの成長記録データ(こどもの言語発達データ)を収集しています。 NTTの研究所とNTTレゾナントでは、ポータルサイト「goo」の実験サイト「gooラボ」(URL:http://labs.goo.ne.jp/)に、こどもの言語発達データに基づいて作成した、幼児の言語発達過程を、音声や意味、月齢などの観点から簡単に検索・閲覧できる“こども語辞書”を公開し、こどもの言語発達データベースの実証性、および楽しい育児のための支援ツールとしてユーザの皆様にお使い頂けるかどうかの検証を行ないます。 今後こども語辞書の拡張と洗練化を行うと同時に、発達心理学や脳認知科学、数理モデルの観点での言語発達過程の科学的解明、将来的には、言語発達過程の原理を応用した自然言語処理技術の研究開発に活かし、音声対話システムなどの研究開発につなげていく予定です。また、NTTならではの安心・安全で楽しい育児支援サービスの可能性も探索していきます。 2.こども語辞書の概要等 こども語辞書は、0-3歳までのこどもがいつ、どんな単語を覚えていくのかを、音声や意味、月齢などの観点から簡単に検索・閲覧できる便利なツールです。 (1)こども語辞書の利用イメージ ▼例えば、こどもがしゃべることばの意味がよくわからない場合、そのことばの音声(例:しゃ)を入力・検索することにより、その意味(例:電車や自転車)を解析表示します。 ▼ある単語(例:アンパンマン)の習得時期を知りたい場合、その単語を検索することで、習得分布グラフと平均習得時期(例:21.2ヶ月齢)が閲覧できます。 ▼ある特定の月齢時(例:18ヶ月齢)にどんな単語を覚える傾向にあるかを、一覧リスト形式で閲覧することもできます。 このように、こども語辞書は、こどものことばに関するちょっとした疑問を解決するのに利用できる、子育て中の親には有用でかつ楽しい情報サービスツールです。 (2)こども語辞書の特長 ▼「gooベビー」上の日記サービス「赤ちゃん成長ダイアリー」では「今日はじめて覚えた単語」の「音声」と「意味」を登録することができ、登録されたデータを個人が特定できない形式で統計処理を行ない、今回の「こども語辞書」に反映しています。(2007年4月からの約10ヶ月のデータ収集で約500名の方から約5,000語の単語を集積) ▼日本全国のこどものデータを利用しており、ポータルサイトを通じて、多くのユーザによることばの成長記録を集積し、解析表示しているため、幼児の言語発達過程の一般性と多様性を容易に把握することが可能です。 3.利用方法 (1)“goo”トップページ(http://www.goo.ne.jp/)から“gooラボ”をクリック (2)“gooラボ”トップページ(http://labs.goo.ne.jp/)の“こども語辞書”のバナーをクリック (3)“こども語辞書”トップページから「こども語」が検索可能 4.各社の役割と今後の予定 <NTT> ▼本実験サイトの感想や要望、データを基に、こども語辞書の拡張と洗練化。 ▼言語発達過程の科学的解明、および安心・安全な育児支援サービスの可能性を探索。 <NTTレゾナント> ▼本実験サイトの公開終了後の商用サービス導入に向けた、利用動向や使用者のご意見を基にビジネス性を評価・検討 ■問い合わせ先■日本電信電話[9432.T]・NTTレゾナント(エヌ・ティ・ティレゾナント) ※発表日 2008年1月31日 以 上 2008年2月1日 ソース こども語辞書 ■
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by ishilinguist
| 2008-02-02 15:59
| 言語学ニュース
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